メルカリで何かを売っていると、「発送した商品が届かない」という、かなり大きなトラブルが起こることもあります。
特に追跡や保証がない普通郵便を使っている場合にありがちです。
いわゆる「郵便事故」ですね。
(引用:Twitter)
僕も、実際「商品を発送したのに、郵便局が商品を紛失して、めちゃくちゃ謝られる」ということがありました。
本記事を読んでいる人は、
- 普通郵便を使おうと思っているが、郵便事故が怖い
- 実際に「メルカリで送った普通郵便が届かない」というトラブルに巻き込まれている
という状態にあるでしょう。
今回は、
- メルカリで普通郵便を使ってトラブルが起きる原因や仕組み
- 実際にトラブルが起こってしまった場合のできる限りの対応策
- メルカリで郵便事故を防ぐ方法
について、詳しく解説します。
メルカリで普通郵便を使って起きるトラブルの原因と可能性とは?
メルカリで普通郵便を使っていて起きるトラブルの原因・可能性は、大きく分けて5つ挙げられます。
- 購入者が住所の記載を間違えている
- 購入者が引っ越し前の住所を設定している
- 料金不足
- 郵便局側のトラブル(配達間違いなど)
- 買った人が嘘をついている
それぞれについて詳しく解説するので、参考にしてください。
購入者が住所の記載を間違えている
メルカリの普通郵便トラブルでもっとも多い原因が、「購入者が住所の記載を間違えている」というパターン。
普通の手紙や封筒がそうであるように、住所間違いというのはよくあることです。
このトラブルはイージーで、メルカリで正しい住所を確認して、もう一度普通郵便として送れば支障ありません。
ただし実在の別な住所に誤って届いている場合には、後ほど解説する「取戻請求」などの手続きが必要です。
(引用:郵便局)
ただし配送料は、大抵もう一度かかってしまいます。
どちらが配送料を負担するのかだけ、相談して決めましょう。
購入者が引っ越し前の住所を設定しているか住所入力を間違えている
メルカリで普通郵便が未着になるトラブルがあったなら、「購入者が引越し前の住所を設定している」かもしれません。
つまり引っ越したけれど、メルカリで住所変更の登録などは、特にしていなかったというわけですね。
もちろん普通郵便は、前の住所に届けられています。
住所間違いであって、実在する別な住所を記入しているなら、やはりそこに届いているでしょう。
この場合、出品者の方が郵便局に対して「取戻請求」出さなければいけません。
(引用:郵便局)
この手続きは、普通郵便の発送を担当した郵便局に行って行うことが可能です。
メルカリは関係ありません。
取戻請求することで、普通郵便が戻ってくるので再送できます。
ただし、前の住所に届いた結果、何らかの形で商品がなくなっていることもあるので注意してください。
料金不足
メルカリの普通郵便でトラブルがあったなら、料金不足だったのかもしれません。
たとえば封筒に切手を貼って出したものの、その切手が料金規定に届いていなかった、というケースです。
これは、完全に出品した側の落ち度ですね。
普通郵便を使うときは、必要な切手の金額についてしっかりと確認しましょう。
確実に料金不足のトラブルを回避するなら、郵便局の窓口で局員に切手を貼ってもらうのがおすすめ。
郵便局側のトラブル(配達間違いなど)
郵便局は、基本的に完璧なサービスで、失敗することはほとんどありません。
しかし、ごくまれにトラブルを引き起こすことがあります。
たとえば
- 集荷場や発送ルートで商品を紛失する
- 配送先を間違える
といったトラブルを起こすことがあるのです。
僕も、メルカリではないところで普通郵便を紛失されたことがありました。
しかも、郵便局は何も補填してくれませんでした。
(引用:Twitter)
さらにメルカリと郵便局が、上記のようにとんでもない対応をしでかす場合もあります。
普通郵便においてもっともやっかいなトラブルですね。
めったにあるトラブルではありませんが、普通郵便を使う以上、可能性はあることを覚えておきましょう。
買った人が嘘をついている
メルカリで普通郵便が未着になるトラブルは、「買った人が嘘をついている」のが原因かもしれません。
いわゆる、「受け取り詐欺」で、これは被害者が続出しています。
(引用:Twitter)
つまり「実際には商品が届いたのに、届いていない」と言っているわけです。
そして、返金対応などをさせて、タダで商品を手に入れようとしている可能性があります。
メルカリで送る普通郵便は、「きちんと配達されたか」を、郵便局自身が追いかけていません。
簡易書留などであれば絶対に記録しているのですが、普通郵便はそこまでやっていないのです。
メルカリで普通郵便のトラブルが起きた時にやること
メルカリの普通郵便で何かのトラブルが起こったなら、すぐに対応しましょう。
対応が早ければ早いほど、トラブルによる影響をおさえられる可能性もあります。
まずは購入者に連絡して、トラブルかどうかを確定する
メルカリの普通郵便でトラブルが考えられるなら、まずは購入者に連絡します。
ここで確認するのは、とにかく「商品が届いているかどうか」です。
といったメッセージで連絡してみましょう。
ここでトラブルなく普通郵便が届いているなら、何も問題ありません。
届いていないなら、まずは「引っ越しなどで住所が変わっていないか」を確認しましょう。
住所が変わっているなら、郵便局で「取戻請求」をおこないます。
もし住所が変わっていないなら、普通郵便には何かのトラブルが起こっています。
発送した郵便局に電話で確認
メルカリの普通郵便でトラブルがあったと確定したら、まず郵便局に電話してみましょう。
郵便局に問い合わせれば、何のトラブルがあったか大体わかります。
この時、普通郵便に関する情報をできるだけ正確に用意しましょう。
情報が多ければ多いほど、トラブルの特定を早められます。
調査依頼をする(3カ所で依頼できる)
郵便局に問い合わせてもトラブルの原因がわからないことがあります。
ここまで来たら、メルカリで出した普通郵便について、「調査依頼」を出しましょう。
調査依頼とは、簡単に言えば、「普通郵便に何のトラブルがあって、どこにあるのか」を郵便局に調べてもらうこと。
これが、メルカリで普通郵便のトラブルを解決・商品を発見する最後の方法になります。
調査依頼を出せば、
- 発送ルートをたどって商品を探す
- 配達員に聞き取り調査する
- 集荷場で紛失されていないか確認する
といった対応を取ってくれます。
調査を依頼する方法は3つ。
一つは、郵便局の窓口で申し出ること。
また、以下のサービスで、メルカリで出した普通郵便にトラブルがないか調査してもらうことも可能です。
<お客様サービス相談センター>
- 固定電話から:0120-23-28-86
- 携帯電話から:0570-046-666
受付時間は、平日8:00〜21:00、土日祝9:00〜21:00となっています。
また、郵便物等事故調査依頼処理システムからでも、調査を依頼できます。
(引用:郵便局)
お客様サービス相談センターの窓口が空いているうちは、電話するのがもっともスピーディーです。
これでひとまず、「メルカリで出した普通郵便が、何のトラブルに巻き込まれているのか」を調べてもらます。
何もかも解決するわけではありませんが、少なくとも調査結果をもとに、購入者と相談を進めることが可能です。
調査結果が出たら購入者と話し合い
普通郵便に関するトラブルの調査が終わったら、メルカリで購入者と話し合いましょう。
どのような話し合いになるかは、「普通郵便がどのような状況にあるか」で異なります。
商品が見つかっているなら、事情を説明して再発送すればOKです。
問題は「普通郵便が見つからなかった」場合ですね。
商品がないなら、購入者と自分で、どのように決着をつけるか話し合います。
どうしてもお互いにとって苦しい話になるのですが、
- 商品代金を半分ずつ負担する
- 両者の落ち度を総合して、負担額を割り振る
- 出品者に落ち度があるなら、もう一度同じ商品を送付する
- 別の商品を送って、埋め合わせにする
- 購入者に落ち度があるなら、商品代金を支払ってもらう
- キャンセルする
といったトラブル処理が考えられるでしょう。
メルカリ事務局にも連絡する
普通郵便がなくなったトラブルについていくら話し合っても、解決できない時もあります。
特に商品が高額だったりすると、お互い「あーしょうがないですねー」では済ませません。
どこまで対応してくれるかわかりませんが、念の為メルカリ事務局にも連絡してみましょう。
もしかしたら、メルカリがその後の処理について、何かしら対応するかもしれません。
吹き出し:ただしメルカリ事務局は、トラブルに対してあまり踏み込まない傾向があります。
過度に期待してはいけません。
メルカリで普通郵便のトラブルに遭わない方法は?
というように、メルカリで普通郵便を使う場合、トラブルが発生することもあります。
普通郵便の郵便事故は、出品者にとって一番面倒臭いパターンです。
トラブルに遭わないためには、以下のような方法が考えられるでしょう。
追跡調査ができる配送方法を選ぶ
そもそもトラブルがあり得る普通郵便を使わない方法が考えられます。
普通郵便でトラブルが起きるのは、要は「追跡調査ができない、補償もない」からです。
つまり、追跡調査できる、保証もある配送方法を使えば、ほとんどのトラブルを避けられます。
(引用:郵便局)
これなら配達記録は全部残るし、万が一の場合補償することが可能です。
メルカリにおける普通郵便では、以下のようなオプションで追跡調査と保証を得られます。
- 簡易書留:+320円で配達記録。5万円まで補償
- 一般書留:+435円で配達記録、10万円まで補償
- 現金書留:+435円で配達記録、1万円まで補償
- 特定記録:+160円で追跡番号によって発送状況を完全に記録
これらを利用すると、安全に普通郵便をメルカリで発送することが可能です。
トラブルを心配している人は、ぜひ一度使ってみましょう。
あらかじめ発送方法について商品ページ記載
メルカリで普通郵便を使うなら、あらかじめ商品ページに記載しておくのもアリです。
最初から「普通郵便なので、万が一のことは踏まえて買ってください」ということ。
これでトラブルになった時「でも、こちらは商品ページに記載していましたので…」という、割と強い交渉材料を使えます。
ただし「商品ページに書いていたって関係ない!」というスタンスの人もいるでしょう。
実際に発送して普通郵便でトラブルがあると、また揉め事になることもあります。
書いたからといって、100%揉めないというわけではありません。
確実に届く配送方法を選択する
トラブルを避けることだけ考えるなら、普通郵便以外の配送方法がおすすめです。
例えばらくらくメルカリ便は普通郵便のようなトラブルはまずあり得ません。
(引用:ヤマト運輸)
万が一トラブルがあっても、らくらくメルカリ便には補償が付いています。
メルカリで普通郵便のトラブルは少ないけどゼロではない
普通郵便は、郵便局が提供しているサービスです。
だから、メルカリにおいて発送トラブルになることは、ほとんどないでしょう。
恐らく何百件に1回くらいの確率です。
(引用:Twitter)
ただし、「ゼロではない」というだけで、メルカリの利用者にとっては大きな問題。
特に本格的にせどりや転売へ取り組んでいるなら、そのうち郵便事故と出くわすことがあるでしょう。
だから普通郵便を使っている限り、トラブルの可能性は否定できません。
このことを踏まえて、メルカリでは普通郵便を使うようにしましょう。
できれば全く使わないか、最悪でも「やむをえないときにだけ使う」というスタンスがおすすめです。
まとめ:メルカリの出品者は、発送方法を選ぶべき
メルカリでは、普通郵便を使う場面も出てくるでしょう。
ただし普通郵便は、
- 住所の書き間違い
- 引っ越しした後の住所変更忘れ
- 料金不足
などによるトラブルが起こりやすい発送方法です。
さらに、郵便局が商品を紛失するなどのトラブルも、全くないわけではありません。
そういった点を踏まえれば、メルカリで普通郵便を使うのはちょっと危ない部分もあります。
トラブルなく発送したいなら、お金を出してでも、もっと確実な発送方法を選ぶことが重要となるでしょう。
要するに発送方法にも、お金をかける必要があるということです。
オンライン面談のお知らせ
【MARUから直接指導を受けたい方向け個別相談会】
中国輸入ビジネスで月収10~30万円稼ぎたい方の個別サポートを2019年からスタートしています。
オンラインの個別面談では、サラリーマンをしながらまず月10~30万円を達成するための仕入れ術、ノウハウ、マインドセット等、答えられる範囲で質問に回答することが可能です。
面談は完全予約制となっております。
※適性を判断させて頂く為に、面接前に事前アンケートも実施しますので、ご了承くださいませ。
●オンライン個別相談会 現在2名限定募集
【日時・締切日】 毎月第2土曜日:10~17時の間(完全予約制) 毎月第3土曜日:10~17時の間(完全予約制)
※コンサル生は定員になり次第、一切募集を行いません
【面接方法】Zoom 【参加料金】そろそろ値上げ間近!5000円→無料(期間限定) 【参加条件】中国輸入で副収入を得たい方(学生不可)
> 今すぐ詳細を確認する!