メルカリは、使える販売先なので副業・本業問わず使用している人がいます。
私のコンサル生も、中国輸入品をメルカリに販売することも多く、売れ行きもそこそこよいとのことでした。
「メルカリでまとめて発送はできる？」
「メルカリでまとめて発送するには？」
今回は、メルカリに商品を大量に出品している人のために、商品をまとめて発送できるのかどうかを解説しますね！
結論を先に言うと、まとめて発送はできますが、商品によってできない可能性があるので注意しましょう！
【よくわかる解説】
- まとめて発送すると送料が節約できる
- メルカリを通さずに発送するとペナルティになる
- まとめて発送は購入者との打ち合わせが必要
メルカリで商品をまとめて発送できる？
メルカリでは、さまざまな発送方法が用意されています。
商品が売れたら、発送作業をするわけですが、同一の購入者が複数の商品を購入するケースがあります。
こちらは、コンサル生が出品している商品に、実際に来たコメントです。
国内の中古アパレル品をメインに販売している子ですが、複数の商品をまとめて購入したいとの要望が来ました。
購入者からすると、送料を節約できますし、出品者は手数料が余分にかからないので、その分利益になります。
そのため、まとめて発送をすると、お互いがWin-Winになるわけです。
メルカリでまとめて発送する手順を紹介！
メルカリでは、送料を節約する目的で、商品をまとめて発送できます。
さらに、一度に多くの在庫を処分できるので、出品者には結構なメリットになります！
「どうやって発送すればいいの？」と思う人のために、まとめて発送する手順を紹介しますね♪
具体的な手順は、以下のとおりです。
【メルカリでまとめて発送する手順】
- 購入者と交渉する
- 商品を同梱することを伝える
- 専用ページを作って発送する
この三つを押さえれば、まとめて発送できます！
最初の段階ですることは、購入者との交渉です。
相手から希望があった場合、交渉を進めてお互いが納得する形でまとめて商品を発送しましょう。
1.購入者と交渉する
まず、まとめて発送をする場合は、購入者と交渉する必要があります。
先ほど紹介した、以下のやり取り。
最終的には、15,300円で交渉が成立していました。
コンサル生は3つの商品を販売していましたが、以下のような値段設定でした。
【コンサル生が販売していた商品の内訳】
- アパレル品A：5,980円
- アパレル品B：4,980円
- アパレル品C：4,980円
- 合計：15,940円
まとめて購入する代わりに、値下げ交渉をしてきたパターンです。
売れる見込みがなかったので、コンサル生はこの価格で了承したそうです。(値下げしても十分利益が出る範囲)
そのため、メルカリでまとめて発送をする場合は、同梱するかどうかの交渉もそうですが、価格の交渉もしましょう。
例えば、商品Aを5,000円で販売し、商品Bを6,000円で販売している場合は、併せれば純粋に11,000円です。
しかし、それでは交渉が成立しない可能性が高いです。
2.商品を同梱することを伝える
交渉が成立した場合は、商品を同梱することを相手に伝える必要があります。
先ほどのやり取りは、以下のように続いています。
交渉をしているページの商品の値段を変更して、販売中の別商品を削除する交渉です。
この際、事前に「商品は同梱して発送します」と伝えておくと、相手も安心しますよ！
発送方法にもよりますが、らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便では、まとめて発送ができませんからね……。
仮に利用する場合は、専用ボックスに商品をまとめて入れるか、宅急便を利用して段ボールにひとまとめにするしかありません。
別々で発送する場合は、定形外やゆうパックなどを利用して送りましょう。
その際は、「複数の梱包をして発送します」と伝えておくと、トラブルにもなりづらくスムーズです。
3.専用ページを作って発送する
交渉が成立して、同梱することを伝えたら、専用ページを作成して商品を購入してもらいましょう。
あるいは、コンサル生のように、まとめて発送する商品のうち、一つの商品ページで価格のみを変更するとよいです。
これは状況よって変わってきますが、購入者が即購入する場合は、商品ページのみを変更して構いません。
しかし、購入に時間がかかる場合は、専用ページを作りましょう。
このように、専用出品をすれば、ほかの人が購入できない状況を作れます。
これは、交渉中の商品をほかのユーザーに購入されないための対策でもあります。
人によっては、横取りで購入するような人もいますからね……。
トラブルを避けるためにも、専用ページを作ったほうが確実です！
らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便では同梱できない？
メルカリでは、規約上同梱を禁止するものはありません。
しかし、らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便を使う場合、同梱が禁止されています。
規約については、以下のとおりです。
他の取引の商品と同梱して発送できますか？（らくらくメルカリ便）
らくらくメルカリ便で他の取引の商品を同梱して発送することはご遠慮ください。発送は取引ごとにそれぞれ行ってください。
引用：メルカリガイド
この場合、規制されているのは、ほかの取引の商品とまとめて同梱することです。
例えば、同一のユーザーが、複数の商品をあなたから購入した場合、取引画面が購入個数に応じて出てきます。
らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便は、1商品につき1個のバーコードを発行するので、まとめての発送はできません。
しかし、事前に専用ページを作成して、発送する分には構いません。
発送方法によって規制してしまうと、アパレル品のセットアップやカードのセット売りが販売できなくなりますからね……。
そのため、まとめて発送をする場合は、複数の商品で購入してもらうのではなく、一つの専用出品や一つの商品ページから購入してもらいましょう！
メルカリ指定の発送方法で同梱する方法を徹底解説！
らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便では、まとめて発送ができないようになっています。
原則として、1つの商品ページにつき1個の商品しかバーコードが付与されません。
複数の商品を購入された場合、個別で梱包するしか方法はないですね……。
しかし、メルカリ指定の発送方法でも同梱ができるので、方法を解説しますね！(具体的には以下のとおりです！)
【メルカリ指定の発送方法で同梱する方法】
- 価格交渉をして専用ページを作る
- セット販売にする
この方法であれば、らくらくメルカリ便でもゆうゆうメルカリ便でも、まとめて発送ができます◎
価格交渉をして専用ページを作る
メルカリ指定の発送方法では、原則としてまとめて発送ができません。
しかし、相手と交渉したうえで、専用ページを作れば発送できます。
らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便でできないのは、以下の発送です。
【メルカリ指定の発送方法でできないこと】
- 複数の取引の商品をまとめて発送する
- 一つの取引だけで発送してほかはキャンセルする
例えば、3つの商品が購入された場合は、3つの取引画面が立ち上がります。
それぞれでバーコードを生成する必要があるので、梱包も発送も取引画面別でおこなう必要があります。
しかし、最初から専用ページを作成して、価格も合算したものにすれば1つの商品ページとして認められるわけです。
そのため、らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便でまとめて発送をする場合は、いったん交渉して専用ページを作ってから送るとよいでしょう。
セット販売にする
これも専用出品と変わりませんが、販売する形を”セット販売”にすると、メルカリ指定の発送方法でもまとめて発送できます◎
セット販売とは、一つの商品ページに複数の商品をまとめて掲載することを指します。(まとめ売りとも呼ばれています)
アパレル品を販売する際は、セットアップで販売する人も多いです。
実際に検索すると、まとめ売りしている人が出てきました。
例えば、相手から「別の商品とまとめて発送できますか？」とコメントされた場合、どの商品が欲しいのか聞きましょう。
商品の指定があったら、それぞれの商品ページの1枚目の画像を保存して、まとめ売りとして新しく商品ページを立ち上げます。
価格に関しては、お互いが納得いく価格で決めるとよいでしょう。
メルカリで商品をまとめて販売する際の注意点3選！
メルカリで、商品をまとめて販売する際は、注意点がそれぞれあります。
販売している商品をまとめて発送・販売する際は、以下の注意点を把握しておきましょう。
【メルカリで商品をまとめて販売する際の注意点】
- トラブルになる可能性がある
- 交渉をしておかないと発送できない
- 条件次第では違反になる
このような注意点がありますが、一番はトラブルになる可能性です。
購入者との意思疎通が図れていないと、まとめて発送ができなくなるので、その点も含めて注意しておきましょう。
トラブルになる可能性がある
メルカリで、まとめて発送をするとトラブルになる可能性があります。
具体的にどのようなトラブルがあるのかというと、以下のとおりです。
【まとめて発送で起きるトラブル】
- まとめて発送するつもりだった商品が売れた
- 価格交渉で無理な値下げをされた
- 先に相手が商品を購入した
3つの商品を購入希望している人がいるとして、交渉中に商品が売れることはよくあります。
人気商品だと特に売り切れますし、状況次第ではまとめて発送ができない可能性もあるので注意しましょう。
さらに、まとめて発送する代わりに値下げ交渉をしてくる人もいます。
交渉をして、そこからトラブルになる可能性も十分考えられるため、注意したいところです。
また、ゆうゆうメルカリ便・らくらくメルカリ便を指定していて、相手がすでに商品を購入した場合は、まとめて発送ができません。
交渉をしておかないと発送できない
まとめて発送を利用する場合は、”必ず”相手と交渉しなければなりません。
交渉しないことには、発送ができませんし、注意したいところです。
まとめて販売・発送をするときの交渉ですが、具体的には以下のとおりです。
【まとめて販売・発送をするときの交渉】
- 値下げ交渉
- 同梱する商品の指定
- 発送方法
基本的には、値下げ交渉をしてから、同梱へと進んでいきます。
まとめて購入する人は、ある程度余裕を持って交渉してくるので、無理な値下げ交渉をされることはありません。
私のコンサル生の場合は、トータル16,000円程度の商品を、15,300円まで交渉されたとのこと。
1つあたり250円程度の交渉だったので、そのまま成立して販売したそうです。
交渉が成立したら、同梱する商品を指定して、発送方法を決めたら完了です！
手順を踏めば、だれでもまとめて発送ができるので安心しましょう。
条件次第では違反になる
まとめて発送ですが、条件次第では違反になります。
同梱すること自体は禁止されていませんが、メルカリの規約に抵触する可能性があるのは、以下のとおりです。
【メルカリの利用規約に抵触する可能性がある行為】
- らくらくメルカリ便でまとめて発送した
- 別の商品を外部で取引した
- 取引中の商品を理由なしにキャンセルした
特に、外部取引は規約違反なので、アカウントが停止する可能性があります。
すでに複数の商品が購入された場合に、一つの箱に同梱します。
そして、残りの商品はキャンセルして、その差額分を外部の支払い方法を使って振り込んだ場合、外部取引が成立するわけです。
メルカリ以外の支払い方法を使うのは禁止されており、意図的に商品がキャンセル・削除された場合は、疑われても仕方ない行為です。
まとめ
メルカリでは、送料を節約するために、まとめて商品を発送できます。
その際は、購入者とよく交渉しないと、トラブルになる可能性があるので、要注意です。
交渉する内容は、同梱する商品と価格帯についてです。
「まとめて購入するので値下げしてください」と条件提示をしてくるので、交渉を進めていきましょう！
まとめて購入されれば、一度に多くの在庫がなくなるのでおすすめですよ◎
積極的に活用して、メルカリで商品を販売していきましょう。
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