メルカリを利用していると、あらゆる商品が出品されているのを目にしますよね?
メルカリはフリマサービスなので、掘り出し物が見つかることもあれば、高いお金を払ったのに満足の行かない商品を買ってしまうこともあります。
前者の場合は、「またメルカリで商品を買いたい!」と考えますが、後者の場合は、「何とかして返品したい」と考えることもしばしばです。
メルカリのようなフリマサイトを利用する以上は、偽物をつかまされるリスクを承知の上で、対処法を事前に考えておく必要があります。
今回は、
- メルカリで返品不可ってどうなの?
- メルカリで返品が可能・不可な商品の例
- メルカリで返品・キャンセルをするための仕組み
- メルカリで返品不可のトラブルにあわないためにするべきこと
といった点について紹介します。
メルカリで「返品不可」と記載するのはNG
メルカリはフリマサービスである以上、返品処理が必要になるケースがあります。
しかし、メルカリの出品者からすれば返品の処理をするのは面倒です。
また、再出品する手間が掛かるので、「返品を不可にしたい」と考える人が一定数います。
そのため、
- 返品不可
- ノーリターン・ノークレーム
などといった文言をプロフィールに記載しているメルカリの出品者も見かけられます。
それでは、「メルカリで最初から返品を不可にするような行為」は、認められているのでしょうか?
メルカリの規約によれば、「返品に応じない趣旨の記載を禁止する」とあります。
つまり、メルカリの出品者が「返品不可」と書いていたとしても、出品者には返品に応じる義務があるということです。
このように、メルカリでは偽物や別の商品が届いても、セーフティネットとしての「返品対応」は保障されています。
メルカリで返品不可ではない3つの例
メルカリでは返品が保障されていますが、メルカリの全ての商品に当てはまる訳ではありません。
メルカリで返品できる商品の代表例としては、
- ブランド物や精密機器の偽物
- メルカリの出品写真とは明らかに異なる商品
- 配送中に壊れてしまった商品
といった物が挙げられますね。
この章では、メルカリで返品が不可ではない商品の特徴やその理由について紹介します。
ブランド品や精密機器の偽物
メルカリに出品されている物のほとんどは、個人が売る中古商品です。
そのため、新品で買う場合や店舗で買うよりも安く商品を購入できます。
とりわけ、
- バックや財布などのブランド品
- カメラやパソコン・ゲーム機などの精密機器
などは元値が高く、店舗で中古を買おうと思っても、なかなか値段が下がらないケースが多いです。
その一方で、メルカリは販売経費が掛からない分、これらのものが安く販売されていることもあります。
そのため、「少しでも高い商品を安く手に入れたい」と考えている人にとっては、メルカリは安い商品を購入するのに最適な場なのです。
しかし、メルカリは高額商品を安価に手に入れられる可能性がある反面、偽物を買わされるケースもあります。
「見た目がそっくりでも、縫製や内部の作りが全くの別物だった!」ということも起こりうるのです。
このような悲劇を防止するために、メルカリでは「偽物の取り締まり」を行っています。
メルカリとしても、購入者が損をする状態を野放しにしておく訳にはいきませんからね。
メルカリで買ったものが偽物だと感じたら、すぐにメルカリで返品処理をしましょう。
そうすれば、メルカリでのキャンセル・返金は不可ではありません。
メルカリの出品写真とは明らかに異なる商品
メルカリで物を購入すると、メルカリの写真や説明とは明らかに違うものや別のサイズが届く場合もあります。
メルカリで複数の物を同時に販売している出品者の場合、うっかりミスで違う物を発送してしまうケースも考えられますからね。
その場合は、メルカリでの返品は不可ではありません。
また、メルカリの出品者の説明不足で壊れていることを知らずに購入した場合にも、返品処理は適用されます。
商品の本当の状態を隠して販売するのは、詐欺と同じですからね。
画像出典:Twitter
ただし、メルカリには返品処理ができるタイミングというものが存在します。
商品を受け取ったら、きちんと動作確認をした上で、受け取り評価をしましょう。
評価後に「やっぱり返品して欲しい」と思っても、返品は不可なようです。
配送中に壊れてしまった商品
メルカリで発送した商品は何らかの配送方法で購入者の元に届きます。
しかし、梱包が不十分な場合や配送中のトラブル等で商品が壊れてしまうことも…
その場合は、出品者やメルカリの運営に証拠写真と共に報告しましょう。
メルカリで返品できるタイミングとは?
メルカリで返品が不可ではないことは説明しましたが、
- 返品が可能なタイミング
- 返品が不可なタイミング
があります。
この章では、メルカリで返品していく上で、返品処理をする際のタイミングについて紹介。
返品が不可となってしまって後悔しないためにも、事前に返品処理が不可ではないタイミングについて知っておきましょう。
受け取り評価を付ける前にキャンセル申請
メルカリでは商品が届いてから受け取り評価をつけるまでにある程度の期間がもうけられています。
これは、メルカリで偽物商品や動作不良がないかを確認するために期間です。
この期間内であれば、メルカリ内の取引はまだ完了していない状態になります。
そのため、メルカリの商品を返品したい場合は、受け取り評価をつける前に申請しておきましょう。
そうすれば、メルカリでの返品が不可ではなくなりますね。
画像出典:Twitter
ただし、メルカリの出品者によっては、キャンセルをお願いした途端に態度が豹変することもあるようです。
メルカリで商品を購入する際には、相手の対応に問題がないかどうか、その人のメルカリでの評価を見てから判断するようにしましょう。
受け取り評価後はキャンセルができない
メルカリで返品をしたいけど不可となってしまうケースは、メルカリでの受け取り評価の後に返品処理をする場合です。
メルカリで受け取り評価をすると、その取引自体の終了を意味します。
メルカリの取引終了後は、メッセージでのやり取りも終了してしまいます。
そのため、メルカリの公式的には返品は不可となってしまうのです。
「どうしても返品したい」という場合は、出品者に返品理由をメッセージし、出品者に対応してもらうことですね。
ただし、出品者に返品対応をとる義務はありません。
最悪の場合、返品は不可となってしまい、泣き寝入りするしかないのです。
メルカリで返品が不可能な場合
メルカリで返品をしたくても、理由によっては返品が不可になる場合もあります。
具体的には、
- 自分が思っていた商品と実物が違っていたから
- 何らかの事情でメルカリの商品が不要になったから
のような理由では返品不可です。
基本的には、自己中心的な返品理由だと、メルカリでの返品は不可になってしまうと覚えておきましょう。
自分が思っていたものと違うので返品したい
ネットショッピング全般に言えることですが、写真で見た時と実際に自分の目で見た時では、感じる印象と違うケースが少なくありません。
とりわけ、衣服やアクセサリー類は、実際に手に取ってみると、「何だか思っていたものと違うなぁ」と感じてしまうことも…
しかし、よく考えてみれば、これは購入者の落ち度です。
出品者にとっては、正直、関係のないことですよね。
しかし、出品者の説明不足で「何だか説明と違うから返品したいな」と感じてしまうようなら、出品者は対応すべきです。
しかし、完全に自分の都合でキャンセルしたいという場合は、出品者にもよりますが、返品が不可な場合が多いですね。
何らかの理由で不要になったから
メルカリで何かを買った後に、急にそれが不要になってしまうことも考えられます。
しかし、購入時点には必要で、出品者と合意した以上、「不要になったからもう返品したい」というのは無理があります。
メルカリの出品者の立場になって考えれば、急なキャンセルをされるからには、「納得できる理由が欲しい」と考えるのが当然ですからね。
画像出典:Twitter
このように、「プレゼントとして貰ったから」という理由だけでメルカリで返品を要求するのは、常識的に考えておかしいと考えるのが普通です。
このような自己都合での返品は、メルカリにおいては不可であると考えておきましょう。
メルカリで返品不可になるトラブルを避けるために確認すべき4つのこと
メルカリで返品不可になって、不快な思いをするのは嫌ですよね?
このようなトラブルを避けるためにも、メルカリで何かを買う時には、じっくりと商品や出品者について見極める必要があります。
具体的には、
- 載っている写真は多いか?
- 状態に関する説明はあるか?
- 本当にそれが必要かどうか?
- 梱包を丁寧にやってくれるかどうか?
といった点を事前にチェックしておきましょう。
この章では、これらの点をチェックすることの重要性について解説します。
載っている写真は多いか?
メルカリで返品不可になってしまうトラブルを避けるためには、出品されている商品の写真が多いかどうかを確認するようにしましょう。
より具体的に言えば、染みやニオイ、故障箇所など、「商品の欠点に関する写真も載せてあるもの」を選ぶのがベストです。
説明にない不具合や故障のあるものを、受け取り評価後に返品するのは不可である可能性が高いです。
その点、事前に写真で不具合を把握していれば、返品不可になって、嫌な思いをすることはなくなります。
事前にその物の欠点の写真も載っている商品ならば、自分が納得した上で商品を購入するので、返品しなければならないリスクは低くなります。
その結果、「使用している内に不具合が見つかっても返品が不可だった」という悲劇が避けられますね。
状態に関する説明はあるか?
写真で不具合や故障個所が載っている物を選ぶことは、返品不可になってしまうトラブルを回避していく上での基本です。
それに加えて、商品の状態に関する説明が詳しく書いてあれば、より安心です。
画像出典:Twitter
このように、丁寧に説明欄に状態に関することが書いてある出品者は、梱包や対応まで丁寧な事が多いようですね。
何人かの説明欄を比較して、より丁寧な説明文を書いている人から商品を買うと、メルカリで返品不可になってしまうトラブルは避けられる可能性が高いです。
丁寧な対応で、返品対応にも心よく応じてくれる可能性が高いですからね。
本当にそれが必要かどうか?
メルカリで返品不可になってしまうリスクを減らすためには、メルカリで何かを買うときに、必ず「本当に必要か?」という視点で商品を選ぶことが大事です。
後になって「やっぱり要らないかも?」と考えて、返品しようと思っても、出品者によっては対応不可になってしまう場合もあります。
メルカリに限らず、返品のトラブルを避けるためには、その物の必要性を考えた上で、購入を検討するようにしましょう。
安いからと言って、メルカリで物をむやみやたらに購入すると返品不可になってしまうトラブルの原因になってしまいます。
梱包を丁寧にやってくれるかどうか?
メルカリで梱包を丁寧にやらずに、配送時に購入した物が壊れてしまうことがあります。
配送時の破損はメルカリの運営や配送業者によってフォローされますが、一度壊れてしまうと、返品の手間が発生してしまいますよね?
この場合、返品が不可になってしまうリスクは少ないですが、できればこのようなトラブルは避けたい所です。
そのため、メルカリで物を購入するときには、出品者の梱包に関しての評価を見てから、購入するかどうか決めましょう。そうすれば、返品に関するトラブルは避けられる可能性が高いです。
まとめ
メルカリは利用者数の多いフリマサービスで、一般的な価格よりもお得に物をゲットできる場合も多いです。
しかし、その一方で、偽物や掲載されている写真とは別の商品を買わされるケースも珍しくはありません。
メルカリでは返品できる場合もありますが、返品が不可になってしまう場合もあります。
メルカリで商品を受け取ったら、まずは不備や異常はないか、しっかりと確認しましょう。
その上で、明らかにおかしい点や説明欄にはない不備を見つけたら、メルカリで返品処理をしていきます。
その際、受け取り評価をしてしまう前に返品処理をしないと、返品が不可になってしまうので注意が必要です。
メルカリで返品が不可になってしまうトラブルにあって嫌な思いをしないためにも、購入前にきちんと検討する必要があります。
この記事を参考にしながら、メルカリでの返金トラブルを回避して、ストレスのなくメルカリを利用していきましょう!
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